ネオバを超えた最強グリップ! 公道からサーキットまでカバーする「アドバンA052」の圧倒的性能

ネオバを超えた最強グリップ! 公道からサーキットまでカバーする「アドバンA052」の圧倒的性能

自宅からサーキット走行まで履き替え不要

 ヨコハマタイヤのハイパフォーマンスタイヤ「ADVAN(アドバン)」シリーズで、最高峰モデルである「NEOVA(ネオバ)AD08R」。その卓越したグリップ力を凌ぐ性能をもつタイヤが「A052」だ。ネオバ同様ストリートラジアルタイヤでありながらも、A052はサーキット走行で圧倒的なパフォーマンスを発揮し、一般道では高い静粛性と乗り心地を実現する、まさにジキルとハイドのような二面性を両立するハイグリップラジアルタイヤだ。

 従来の16〜18インチサイズに加え、間もなく日産R35型GT-Rをターゲットにした20インチをラインアップしたサイズ拡大第1弾が発表される予定だ。アドバンブランドは、ハイグリップ&ハイパフォーマンスタイヤの代名詞といっても過言ではないだろう。その中でストリートに重きをおいた「ネオバ」。ジムカーナやサーキット走行におけるグリップ力を追求したモータースポーツ向けタイヤ(Sタイヤ)が「A050」だ。

 2016年に登場以来、今秋に初めてサイズ展開の拡大を図る「アドバンA052」は、セミスリックなどと称されるSタイヤ「A050」の高いグリップ力を継承しつつ、ストリートラジアルタイヤとしての資質を両立したタイヤだ。もちろん、サーキットでのタイム短縮などスポーツ走行における性能を重視しているため、浅溝構造によってブロック剛性を高めるなどのデザインを施す。yokohama

 しかし、ヨコハマタイヤとしては「A052」を「自宅から履いたままのタイヤでサーキットを走り、そのまま交換することなく帰宅できる」をコンセプトにストリートをメインにしたハイグリップタイヤとして開発したそうだ。しかも車外通過音など規制が厳しいヨーロッパやアメリカへの輸出も視野に入れた設計を施し、それぞれの地域における規格をクリアしている。yokohama

 確かに「アドバンA050」のようなモータースポーツ向けのSタイヤでも法的に公道を走ることはできる。だが、ドライ性能に特化しているため、ウエット路面の走行は難しく、摩耗も早いためコストの面でも厳しい。それゆえサーキットで履き替えるのが一般的だ。

 一方、「ネオバAD08R」のようなストリートラジアルでもサーキット走行はできる。だがサーキットにおけるグリップ力や耐久性は、やはりモータースポーツ向けタイヤに比べると低い。

 そうした悩みを払拭し、1セットのタイヤでストリートからサーキットまでをカバーできるのが「アドバンA052」なのだ。
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 新サイズの「アドバンA052」プロトタイプを装着するR35型GT-Rは、チューニングショップ「Kansaiサービス」のデモカーで、ブーストアップによってノーマルエンジンより50馬力増した620馬力を発揮。フロントフェンダーをワイド化したことで前後に285/35R20サイズを装着している(ノーマルのフロントタイヤのサイズは255/40R20)。さらにホイールのリム幅も前後11Jとワイドになっている。ヨコハマタイヤからの依頼で、「A052」の性能チェックのサポートをしてるそうだ。yokohama

「まずA052のグリップ力は圧倒的です。タイヤの温まりも早いようで、GT-Rのようにパワフルなクルマでも、冷間時に荒れた路面でパワーをかけてもタイヤがスリップしてトラクションコントロールが作動するようなことはありません。また、ブロック剛性が高いのでブレーキングでの安定感はバツグンです。ただ浅溝タイプのタイヤは、耐ハイドロプレーニング性能は決して高くありません。ヨコハマタイヤのホームページにも”降雨時の走行は速度を落として十分に気を付けて”と書かれています。重量級かつハイパワーなGT-Rの雨天の走行は、ノーマルタイヤでも気を使います。浅溝のA052ではどうだろう? と思いました」とKansaiサービスの向井代表は語る。yokohama

「偶然にも雨天走行する機会に恵まれ、早速とテストしてみました。すると予想以上にタイヤの排水性が良好で、なおかつグリップ力もあるので安心して走れました。もちろん、深い轍などの水たまりではハイドロプレーニング現象は起きます。しかし、ストリートタイヤとしてお客さんにオススメできる性能を持っています。さすがアウトバーンなどがあるヨーロッパ輸出を想定したタイヤです。あちらの方は、少々天候が悪くても日本より高い速度レンジで走りますからね」と向井代表。yokohama

 A052のもう一つの魅力は乗り心地の良さだ。ランフラットタイヤを装着するGT-Rは、ノーマルでも路面からの入力をダイレクトに受けやすい。ところが、Kansaiサービスのデモカーはタイヤやホイールを純正よりサイズアップしているのにもかかわらず、流れの速く路面の荒れたバイパスを走行しても良好な乗り心地を示したのだ。一般的なチューニングカーなら身構えてしまいそうな路面のつなぎ目も見事にいなしている。yokohama

 このように表現するとタイヤの剛性が低いと思われるかもしれないが、ハンドルを操作すれば素直に反応してタイヤがヨレるような感覚は一切ない。グリップ力の高さはもちろんだが、レーンチェンジでわずかな操舵角を与えてもリニアな動きをするあたりからも、トレッドとサイドウォールなどのバランスの良さを感じる。また、驚きだったのが、その静粛性の高さだ。海外の厳しい車外通過騒音をクリアしていることからなのだろう。

「アドバンA052」は、サーキットでパフォーマンスが高い上に、その往復も快適というオールマイティタイヤと言えるだろう。ちなみに、このサイズは9月9日に静岡県の富士スピードウェイで開催される「R’s Meeting 2018」に展示され、同時にサーキット走行の公開テストも行われる予定だ。

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問い合わせ:横浜ゴム株式会社 0120・667・520(受付時間 平日:9:00~17:00)

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